EOS5DMarkⅡ EF70-200mm f/4L IS USM [200mm F8 1/80 ISO400 ±0EV]
昨年の4月中旬に撮ったムササビです。
赤松林の保護のためと称し、沿岸部の林内に生えている雑木類の
伐採が行われたのですが、そのために棲みかの木を切り倒されたムササビ。
地上3m程の木の上で、こうして眠っておりました。
夜行性なので、日中こうして見る事は無いのですが、この写真を撮る以前から
林を散策しててムササビが居るのは気付いてたんです(^^
この子も松ボックリを食べるのですが、リスは綺麗にエビフライにするのに対し
ムササビは、むしる様な食べ方をするので、違いが一目瞭然なんです。
それがたくさん落ちてるエリアがあったので、確信しておりました。
※写真はクリックすると拡大表示します。
EOS5DMarkⅡ EF70-200mm f/4L IS USM [135mm F5.6 1/640 ISO1000 +1.0EV]
昨年の4月27日のこのカット以降、会えてません。
松ぼっくりの食痕も、真新しいのを見掛けてもいません。
ここから引っ越して、深い林の中で暮らしているのか。。。
そうあってて欲しいのですが(^^
ちなみにこのラストカット。
この木の下に、伐採によって伐られた枝が積まれてたのですが、
私の足音に驚いて、その中から出てきたものでした。
雪がある時期の満月の夜。
5DⅡの高感度で、動物写真を撮りたいと思ってたこの冬ですが
一番は、この子が飛んでるシーンを夢見ての事でした(^^
同じ、木を伐採されたエリアでのリスも見掛けなくなりましたが
その代わりに、木が伐られて開けたので、野鳥が集まって来るようになり
ベニマシコ、カシラダカ、ジョウビタキをここで撮れてる事に、不思議なものを感じます。
今日はちょっと回顧的に(^^
こんばんは。
そういえばムササビくんどうしたんでしょうね。
どこかでちゃんと生きているんでしょうか。
人の手が入った林とは言え、動物たちにとっては大事な生活の場なんですよね。
なにか色々考えさせられますね。
■ナイス兄貴さん
ムササビ君に出会った時、森の神様に会ったような
深い感動を憶えたんです。
まさに深い深い森の中、大木がある中で暮らしてるイメージしか
なかったので(^^
先日、HDD整理しながら、ムササビ写真を見付けて再現像したのですが
感傷に浸ってしまいましたw
春になったら、林の深くにも入って行くので、そこで痕跡を探してみます♪
人間と動物の関わり。。。色んな事を考えさせられ、色んな事を学んでおりました。
私も環境破壊の一端を担う仕事でメシを食ってますし、心中複雑ですw
こんにちは。
ムササビ君、元気ならいいですけどね。
もう少し暖かくなると出てきたりしませんでしょうか。
人の手が入った里山の方が生きていきやすい生物も多いそうですね。
ジョウビタキなんかは人家の近くにも良く来るみたいですね(^^
■Jerryさん
HDD整理しながら、昨年の写真の中から見付け
思いに耽っておりましたw
雪が融けて地面が乾いたら、林奥地に入っていくので
痕跡を探そうと思ってます(^^
里山の様に人の手が上手く入ってると良いのですが、ここは行政主導の
ただ闇雲に伐られただけなので、木がまばらになって海風の通りがよくなり
赤松保護の割に、その赤松が風で倒れたり、風で立ち枯れたりと、全くアホな
始末となっておりました。。。
一年を通して観察してると、如何に自然が微妙なバランスの上で成り立ってるかが
分かります。
それでも違う生き物がきたりと、反面、逞しさも感じますね(^^
こんばんは。
ムササビさん元気なんでしょうか、心配ですね。
リスさんも含め、こういった動物たちの生活の場所が
人間によってどんどんなくなってるようで複雑な思いです。
京都の山でも、やたら杉の木ばかりなのは違和感覚えるし
昔はどんな風景だったのかなと思ったりします。
■enable-secret-36さん
ムササビは案外大きな身体なので、木の穴に棲むにも
結構な大木が必要ですが、そんな巣になる木を伐られて
その後、心配しておりました。
手付かづの自然の中で生きてるのですから、行政は余計な事を
して欲しくないというのが、正直なところです。
そう言えば、京都は北山杉に代表される、昔から植林の地ですよね。
紅葉の名所も残ってますから、元々は雑木が混じった、豊かな森だったんでしょうね。