♯1「頭頂部に段」
K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F5.6 1/750 ISO200 ±0EV]
今年はスズガモの数がやたらに多くて、海でも湖でも大量で御座います(^^
渡って来てるカモ類の中では、一大勢力ですw
んでノーマルスズガモは、これまでもかなりの枚数を撮ってるので
敢えて狙う事もないのですが、探してるのは「コスズガモ」
観察難易度9で御座います。
wiki先生によると
「北アメリカ大陸北部で繁殖し、冬は北アメリカ中部から中央アメリカ
カリブ海の島嶼に渡り越冬する。日本では迷鳥として冬季、北海道、宮城県
東京都、神奈川県、愛知県などで記録されている。」
とあって、かなり希少な鳥なので御座います(^^
※写真はクリックすると拡大します。
♯2「睨んでるw」
K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F5.6 1/750 ISO200 ±0EV]
んで、スズガモとの相違点は
・体長約42cm。スズガモに似ているが一回り小さい。
・嘴先の黒斑が、スズガモより幅が狭い。ススガモは台形に見える。
・頭が眼より後方で最も盛り上がっており、頭頂から後頭にかけて軽く段があるように見える。
・翼の後部の色がコスズガモは白帯と灰色の2色の帯で、スズガモは白色帯が翼先まで続く。
・背の波状横斑が、コスズガモのほうが目が粗く太い。
それと頭部が紫色光沢に見える旨もあったのですが、これは光の当たり方次第で
スズガモも見えるらしく、これは判断にはならないと、スズガモを撮られてる
バーダーさんサイトで拝見しておりました。
♯3「ノーマルヘッド」
K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F5.6 1/750 ISO280 +0.5EV]
それで♯1と♯2が同一個体で、♯3が別個体。
頭頂部の段が無いでしょ。
残念ながら羽を開いたトコと、クチバシ先端を正面から撮る事が出来なかったのですが
この子に「ん!?」と思ったのは、他のスズガモより小さく見えたから。
んで良く見ると、頭頂部に段が付いてるし、これはコスズか!
と思った次第。
まだ未現像写真が数枚あるので、時間作ってじっくり同定作業しますし
それに、まだ居ると思うので、別アングルも撮ろうと思っちょりやす♪
これがもしコスズガモだったら、超ラッキーなんですが(^^
コスズガモの詳しい解説は、こちらを参考にさせて頂きました。
http://www23.tok2.com/home/jgull/kosu_sikibetu/kosu_siki.html
微妙なヤツの同定は時間がかかりますね。
ひとつひとつ精査してあれこれ考えるのが楽しかったりするし。
時には うわーーーー と叫びたくなったりw
あっちこっち資料を見ていると眼力がつくというか、違いが分かって
くるので、本格的な識別作業はそうなってからスタートって感じです。
■ナイス兄貴さん
スズガモは今期、かなりの数が居るので、絶対に交じってると
思っておりまして、こんな段付ヘッドの子を見ると出来る限り
撮ってる今期であります(^^
んで、昨日出勤前に近所の漁港に寄ったら、もう数羽しかいなかったw
旅立っちまった模様です(T_T)
なので撮り貯めた写真をじっくり見ながら同定作業に入りますが
コスズは頭がい骨の形が前寄りに頂点が来てるので、この子は
スズガモのようですね(^^
ホントお書きのように、何度も何度も資料となるページを見較べて
頭の中で特徴が識別出来るまで見て、それから本格の同定作業ですよね。
メボソムシクイがそうでした(^^
おはようございます。
カモも奥が深そうですね。
同定作業が楽しくなったら一人前の鳥好きってことかもしれませんね。
裏の家の庭に毎朝、まだ鳴き方が下手っぴなウグイスが来るんです。
今朝も撮ったけど、枝被りがすごくて・・・。
そのうちうまく撮れたらアップしますね。
■teltelさん
カモというより、コスズガモというのが微妙な子なんです(^^
スズガモの小さい版なので、コスズガモw
んで微細な違いが、本文にあるような差があるんです。
かなり真剣に探してますが、未だ出会えてないので
飛来数は少ないんでしょうし、そもそも私のトコでの確認例が
無いのですが、気長に探します(^^
ウグイスの鳴き方もですね、もうじき「ホーホケキョ」になりますよ(^^
普段は「ジッジッ」とか地味な鳴き方で、定番の声は季節限定なんです。
ウグイス撮影のコツは、出て来てくれるまで、こちらの気配を消して
ひたすら待つ!これだけです(^^