再会

♯1「再会」
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K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F4 1/30 ISO3200 -0.5EV]

再会しました(T_T)
ホンドリスが、近所のいつもの林に戻ってきました!!
もう、この嬉しさと言ったら、何て表現したら良いんでしょ。
初見の鳥に会った時よりも、この出会った一瞬に、これまでの事が一気に溢れてきまして
懐かしさと切なさと心強さとw もう、何がなんだか分かりません(>_<) とにかく、近所のいつもの林にホンドリスが二頭、戻って来ておりました\(^▽^)/

※写真はクリックすると拡大します。


♯2「気付かれたw」
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K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F4 1/750 ISO3200 +0.5EV]

海岸沿いの松林、赤松を主体に黒松が若干あるのですが、震災以降の
復興の象徴とするために国立公園化し、松以外の雑木類を伐採しまくり
そのために邪魔な松の木も、かなりの面積を伐採され、つるんつるんにされた
いつもの林。
国有とか県有の官地は伐採整備されたのですが、そこに接する民有地は
さすがに伐る訳にもいかず雑木と松の木は残ってまして、そこに戻ってきました。
伐採時はあちこちで、チェーンソーのエンジン音と、バリバリバリッという
木の倒れる音が響き渡っておりまして、リスやムササビやタヌキなども姿が見えなくなり
以来私も足が遠のいていたのですが、今年の6月位から、リスの食痕を見るようになり
「もしかしたら…」とは思ってたのですが、ようやく会えました(^^

♯3「隠れたつもり」
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K-5Ⅱs/ DA★300mmf/4ED [F4 1/750 ISO800 +0.5EV]

別な場所でリスは撮影してはおりましたが、近所のいつもの林での撮影は
2012年5月31日以来。。。この翌日から伐採が本格化したのを思い出します。
この林を運動がてらに散策するようになり、そこにリスが生息するのに気付いてから
その観察と撮影のために通い続けたいつもの林。
私のフィールドワークの原点であります(^^
もう、ここにはごくごく僅かな林が残されただけですが、海から山に掛けては
まだまだ広大な松林が広がってるので、伐採も無くなった今
リス達野生動物が、これまでの姿で戻って来ることを、願って止みません。

そうそう、雑木の伐採自体は悪い事ではなくて、松って他の木が遷移してくると
それに負けて、育たなくなるんです。
なので健全な松林を維持するのには、そういった雑木が生えないようにする事が
大事なのですが、あまりに放置されてきたため、一気に伐採された次第。
林業の方とも普段お付き合いしておりますが、そういった山を守る人も
高齢化や収益減のために減る一方で、こういった事になってるのも一端。
でも、伐られたのは木だけじゃなく、開花を楽しみにしてた山野草も踏み潰され
キアゲハの食草であった山椒も伐られたし、山を守る事も大事ですが
自然は自然のままの姿が一番ですよね。
整備された歩道とか、自然には無い芝生とかベンチとか、そんなもんは要らんです。
人間じゃなく、動物や昆虫が棲める公園を実現して欲しい。
動植物が自然に在って、それを遠くから人間が邪魔しないように観察できる
自然公園って、そうあって欲しいです。

10 thoughts on “再会

  1. ナイス兄貴

    大好きなリスが戻って来て良かったですね。
    こういうのを拝見すると無意味な開発は止めて欲しいと心底思います。
    ありの~♪ ままの~♪ ですね(笑)

  2. teltel

    おはようございます。
    bluemさんと言えばリスのイメージです。
    懐かしく切ないお気持ち、わかりますよ。
    私も、もうじきジョビ男くんとそんな再開ができるといいな^^
    そうそう、自然は
    ありの~♪ままの~♪・・・がいいですね。

  3. iMovie

    こんにちは
    リス見かけるようになったのですね。
    なんか、ほっとするトピックです。
    松林の景観を維持したいのかも知れないけど、あまりにも
    人工的になりすぎるのも、どうかと思いますよね。
    「自然のまま」 これが、一番だと思います。

  4. bluem

    ■ナイス兄貴さん
    いやもう、感激です!
    伐採に恐怖しながら逃げ惑うリスの姿も見てましたし
    本来の居場所の伐採地から、少しずつ距離を置いて移動してた
    リスも見てましたし、もう戻ってこないと諦めてたので
    見掛けた時は、心臓バクバクで御座いました(^^
    伐採の前、色んな調査の人が来てましたが、はたして
    何の調査だったのかとか疑問だらけの公共工事ですが
    もっともっと自然について、学んでほしいですね。
    机上のお勉強だけじゃなし、自分の足で歩いて、その場所に
    触れて感じて欲しいです。

  5. bluem

    ■teltelさん
    他所でブログを始めた時は子供中心でしたが
    その後はリスを中心に、昆虫や野鳥ばかりになりまして
    そのメインのリスが姿を消し、他の場所ではリス撮影はしてるのですが
    やはり近所の林という場所のリスにはこだわりがあって、それだけに
    嬉しいものがあります(^^
    リスの寿命は短く、親から子、子から孫と観察してる事になるので
    長いお付き合いだし♪
    外来植物とか、繁殖力の強い植物を根絶やしにするのも伐採の目的で
    ここは海岸なのに高山植物も見られる貴重な場所でもあるのですが
    上手く手入れをしながら、自然と人間が共存していく事を模索して欲しいです。

  6. ask-evo

    おお(((o(*゚▽゚*)o)))
    bluem.worksと言えばリスだったのですが、最近鳥に占領されておりましたねw
    久々にリスが見れてわくわくしていますw
    この再会はうれしいですね。
    またリスとの触れ合いがつづられることを楽しみにしています(^o^)
    森を守ることと、それによって犠牲や巻き添えに遭うものは難しい問題ですね。
    守るとは言っても松だけひいきをしている人の意思が入っていますからね(^^;
    人の生活と関わっている以上、100%自然のままとは行かないでしょうが、
    安易に一方を切り捨てるのではなく、うまく両立を図れるようにできるといいですね。

  7. bluem

    ■iMovieさん
    リスが戻ってきました(^^
    戻って来たにはきたけど、かなり狭い範囲しか残されておらず
    本来であれば一頭分のテリトリーなのですが、定住してくれるかどうか
    まっ、ゆっくりと観察していきます♪
    松は根元を踏み荒されるのも嫌い、そんな中々デリケートな木でもあるし
    全国で広がる松喰虫の被害により、自然の松林ってかなり貴重なんです。
    杉林みたいに人口林にはならないでしょうが、本来の健全な松林の姿で
    あって欲しいですよね(^^

  8. bluem

    ■ask-evoさん
    その可愛さに魅了され、彼らの生活そのものが自然に寄り添い
    人に迷惑をかけるものでなく、山奥ではなく人里近くでしか生きれない
    こんな人に身近に接した生き物なのに、彼らを蔑ろにした公園化は
    もうホント、許せない思いでした。
    県関係の人とも仕事をしてますが、自分の立ち位置から見た視点で
    とっかかり時点で実は最終形が決まっており、中間の意見聴取や調査など
    ジャスチャーでしかない事などは分かってたのですが、実際に大規模な
    伐採を見た時にはもうホント、切なかったです。
    植物と動物と昆虫が自然のままに棲息し、そこに人間がどうかかわるか
    人間が主ではなく、寄り添うという姿勢で考えて欲しいです(^^

  9. jerry

    これは嬉しい!
    bluemさん男泣きだったことでしょう(^^
    できれば一枚はピンボケ写真を掲載して「涙でファインダーが・・・」とか呟いて欲しかったw
    冗談はさておき、このまま生息拡大していってほしいですね。
    ムササビや他の動物、野鳥も戻って欲しい。
    山椒の苗や、アサギマダラの食草とかも植えちゃいましょう!

  10. bluem

    ■Jerryさん
    >>「涙でファインダーが・・・」これ、いつかやりますw
    子リスが出てきた時とか(^^
    今度からピンボケも、感動の涙のせいにしようっと♪
    野鳥は定住してる鳥は居るのですが、通過組が寄ってくれるかどうか。
    毎年5月初めに寄ってくれるジシギ類や、今年はオオルリ様も見なかったですし
    何れのんびりと観察を続けます(^^
    それに山椒が自生してたので、キアゲハの繁殖地でもあったのですが
    これも殆ど姿を見ませんでしたね。

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